外出時のマスク生活にもすっかり慣れてきた今日この頃。
でも、暑くなるにつれてより涼しいマスクがないかと探し回ってしまいますよね。
夏用マスクがあれこれ発売されていますが、ウレタン製のピッタマスクはどんな感じなのでしょうか。
実は、私はこの3月からずっとピッタマスクを使い続けており、使用感にはかなり満足しています。
そこでこの記事では、ピッタマスクは夏には暑いのか、洗い方や効果はどうなのかということについてご紹介したいと思います。
ピッタマスクは夏は暑い?
ピッタマスクは、快適ではないものの夏の暑さにもそこそこ耐えられる、というのが私の結論です。
いわゆる夏用マスクや冷感マスクではないので、決して涼しいとは言えません。
けれども通気性が予想以上にいいので、そこまで暑くは感じないのです。
暑くなってから不織布や自作の布マスクを使ってみたのですが、夏用マスク以外では今のところピッタマスクが一番快適でした。
ただし、ピッタマスクはポリウレタン製で汗を吸わないため、マスクの中が汗で濡れてしまうというのはあります。
マスクをしているので汗をふくタイミングもなかなかありませんので、吸湿性がないのはピッタマスクのマイナスポイントですね。
とはいえ、汗の不快感がありつつも、やっぱりピッタマスクは息苦しくないのが気に入っています。
真夏には夏用マスクがよさそうですが、ピッタマスクでもそこそこの暑さには対応できると思います。
あまり暑い日はマスクを外したくなりますけどね・・・
ピッタマスクの洗い方は?
ピッタマスクは洗って繰り返し使えるのもうれしいポイントです。
私は、外出から帰ったら手を洗うタイミングでピッタマスクも手洗いしています。
使い始めたころはおしゃれ着用洗剤のエマールで洗っていましたが、今はボディソープをつけて軽くもみ洗いしています。
洗ったらぎゅっと絞って、室内にぶら下げて乾かすだけ。
洗って干すまで2~3分もかからないくらいでしょうか。
速乾性があるので、あっという間に乾いて部屋干し臭などを感じたことは全くありません。
子供たちも含めて、各自が帰宅したらその場で自分で洗って干すようにしています。
ピッタマスクは洗濯機でも洗える?
ピッタマスクは、説明によれば手洗い後の陰干しが推奨されています。
ピッタマスクの洗濯表示を拡大してご説明しますね。
〇手洗い
×塩素系・酸素系漂白剤禁止
×タンブル乾燥禁止
〇日陰でのつり干し
×アイロン禁止
×ドライクリーニング禁止
表示によれば、洗濯機での洗濯はしないほうがいいということです。
漂白剤による漂白も禁止になっているので、ピッタマスクにはやはり手洗いですね。
ウレタンですので、洗うのも干すのもそんなに手間はかかりませんので、洗濯機を使わなくてもそれほど困ることはないんじゃないかと思います。
一方、ネットの口コミでは、ネットに入れて洗濯機で洗っている人もいるようです。
私は手洗いの方が楽なのでそうしていますが、洗濯機を使うこともできないわけではなさそうです。
ピッタマスクはウイルスに効果ないの?
ピッタマスクのフィルター機能は、花粉99%カットを実現となっています。
ウイルスは花粉よりも非常に小さいため、ピッタマスクのフィルターでウイルスを防ぐ効果は期待できません。
通気性が高いので、フィルター機能がイマイチなのはしかたないですね・・・。
じゃあピッタマスクは意味ないの?と思ってしまいますが、そうは言いきれません。
ウイルスは、唾液や鼻水などに包まれて飛散します。
ピッタマスクをしていれば唾液や鼻水の飛散を防ぐことができるため、結果としてウイルスを直接吸い込んだり、ばらまいたりする確率は低くなるのです。
これは不織布のマスクでも同じで、そもそも医療用マスク以外でウイルスを通さないマスクというのはほぼありません。
もちろん、フィルター性の高いマスクをしたほうがより安心ですし、もし自分が体調が悪い、咳や鼻が出ているなどの症状があれば高性能フィルターのマスクをつけるべきかもしれません。
でもうつさない、うつらないための予防目的であれば、ピッタマスクや布製マスクでもある程度の効果はあるのではないでしょうか。
マスクは必要ですが、熱中症にも気をつけましょう。
終わりに
ピッタマスクの使い心地、洗い方、効果についてご紹介してきました。
まとめ
- 吸湿性はないが、通気性が高いので夏も使えそう
- 手洗い陰干しがおすすめ
- ウイルスに効果はないが、飛沫防止効果はある
ピッタマスクの黒やグレーなどの見た目が受け付けない、という人もいるかもしれませんが、使ってみると非常に便利ですよ。
使い捨てマスクが足りない時などに、一度試してみてはいかがでしょうか。