毎日の食事作りって大変ですよね。
時間のある時にできるところまで作っておけば、忙しい時にもちょっと余裕をもって料理できて助かるもの。
例えばハンバーグは、たねまで作って作り置きしておいても大丈夫なのでしょうか。
この記事では、ハンバーグのたねの作り置きと保存期間についてご紹介したいと思います。
ハンバーグのたねは作り置きできる?
ハンバーグのたねの作り置きは、おすすめはできないけれど絶対に無理ではないというのが結論です。
たねのままだと雑菌が繁殖しやすいので作り置きには向きませんが、気をつけて調理すればある程度は保存することができます。
生のひき肉は傷みやすいことはご存じの方も多いと思います。
雑菌は空気に触れることで繁殖しやすくなるため、空気に触れる面が多いひき肉は傷みやすいのです。
傷みやすいひき肉に生卵などを入れて素手で混ぜるのですから、どんなに気をつけても無菌で調理することはむずかしいんですね。
でも、忙しくてまとめて料理したり、一度にたくさん作ってしまった時など、ハンバーグをすぐに焼かないでとっておきたいこともありますよね。
ハンバーグのたねをすぐに焼かない場合は、なるべく雑菌の繁殖を抑えることを意識して保存するようにしましょう。
- 清潔なボールや調理器具を使う
- ビニール手袋を使ってたねをこねる
- 炒めたたまねぎは完全に冷めてから加える
- 一つずつ丸めてラップで包み、ジップロックに入れて保存する
なるべく雑菌と空気に触れないようにするのがポイントですね。
ハンバーグのたねの保存期間は?
ハンバーグのたねの保存期間の目安は、
冷蔵庫で半日~1日まで
冷凍庫で2週間程度
です。
保存しておいたハンバーグのたねを焼く時には、
- 黒っぽく変色していないか
- 変なにおいはしないか
- 水っぽくなりすぎていないか
など、目視や嗅覚でしっかり確認してから調理することをおすすめします。
保存期間は目安ですので、すぐに悪くなることもあれば、2日以上もつこともあります。
最後は野生のカンに頼って判断してみてくださいね。
食べる時にも味やにおいをチェックしてみてね~
ハンバーグを保存するならたねのまま?焼いてから?
ハンバーグを作り置きする場合、たねのままよりは焼いてから保存したほうが安心です。
もし時間があれば、ハンバーグは焼いてから冷蔵庫か冷凍庫で保存することをおすすめします。
焼いたハンバーグの保存期間の目安は、
冷蔵庫で2日程度
冷凍庫で2~3週間程度
です。
ハンバーグが焼けたらしっかり冷ましてから、ラップでひとつずつ包んでシップロック等に保存します。
温かいうちにラップに包んでしまうと、水蒸気が発生して傷みやすくなってしまうんですって。
冷凍したハンバーグのたねの焼き方は?
ハンバーグのたねを冷凍しておいた場合、解凍してもしなくても焼くことができます。
冷凍したハンバーグのたねを解凍する場合
冷凍したたねを解凍するときのコツは、できるだけドリップ(解凍時に出る水分)を出さないようにすることです。
生の状態の肉はドリップが出やすいのですが、ドリップと一緒にうまみ成分が流れ出してしまい、味が落ちてしまいます。
ドリップをなるべく出さずに解凍するには、冷蔵庫で時間をかけてゆっくり解凍するのが一番です。
できれば半日ほどかければベストですが、時間がない時には電子レンジで半解凍にしてもOKです。
解凍後は、フライパンで焼き目をつけるように表面を固めて焼いてから弱火で蒸し焼きに、ひっくりかえしたら強火で焦げ目をつけて出来上がりです。
冷凍したハンバーグのたねを解凍しないで焼く場合
冷凍したハンバーグのたねは、凍ったまま調理することもできます。
フライパンに凍ったままのハンバーグのたねを入れ、水を少し加えて弱火で蒸し焼きにします。
解凍と焼きを一緒にしてしまう感じですね。
最後にフタを外して火を強め、焦げ目をつけたら出来上がりです。
冷凍のままオーブンで焼いてもOKです。200度で30分くらいかな。
終わりに
ハンバーグのたねの作り置きと保存についてご紹介してきました。
食品の賞味期限の目安は、人によってもかなり違います。
私は作り置きが苦手な方なのですが、なるべく食材を無駄にしないように、おなかを壊さない範囲で保存期間の限界にチャレンジしたいと思います(笑)